ライフヒストリーを紡ぐ


悔いなく生きるためのヒントがここにある!

後悔の多い過去を振り返る

 

 私が10回を超える転職を繰り返した55歳を過ぎた頃、後悔の多い過去を振り返り、自分がいつの日か最期を迎える時「我が人生に悔いなし」と思えるのだろうかと自問する。

 答えは否。以後、「悔いのない人生を生きる」にはどうしたらいいかを模索し始める。

  同じ頃、何の根拠もなく《自分は56歳のときに変わる》と決める。

「自分の何をどう変えるのか」も分からなかったが、その思い込みのままに、高度成長期に日本三大ドヤ街(日雇い労働者の滞在する場所)の1つとして知られた台東区旧山谷地区にある介護事業所に周囲の反対を押し切って12回目の転職をする。

 

 自分の過去を振り返ったことを契機に、市井の人たちが自らの過去を他人の前で語る場をつくり、「ライフヒストリーを紡ぐ集い」を2013年から主宰する。

 一方、山谷界隈で戦後の困難な時代を力強く生き貫いてきた人たちの話を聴き続ける。どんなに不条理で過酷な状況に直面しても前に進み、自らの人生を切り開いていった人たちのライフヒストリーを紡ぐことを通して、私の人生も少しずつ変わっていった。

 



  『ライフヒストリーを紡ぐ集い』

 

「ライフヒストリーを紡ぐ」とは、個別の人生を振り返り、一人ひとり異なる人生に固有の意味付けをすることです。

 その人が生きていくプロセスの中に、その人が大切にすること(=人生の価値)があります。

 自分や身近な人のライフヒストリーを紡ぎ、その歩んできた過去を振り返ることで自身や身近な人の人の人生に新たな意味付けをすることができます。

 ライフヒストリーの中には、人を勇気づけたり、価値ある気づきを与えてくれるものがあります。

 ライフヒストリーを紡ぐ集いでは、ゲストスピーカーに自身のライフヒストリーを語っていただき、その内容を参加者が共有しながら、シェアしていきます。